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夏休みの自由研究に大活躍!?お仕事体験もできちゃう「虹の下水道館」って、どんな施設?-【体験取材vol.1】

お出かけするか、おうち時間を楽しむか。今年の夏を誰とどう過ごそうか、お悩みの方も多いのではないでしょうか。
こどもスマイル大冒険では、子供や親子が夏に楽しめる様々な取組を紹介しています。
今回取材班は、スマイル大冒険に取組を掲載している施設の中から、遊びながら楽しく学べる体験型施設「虹の下水道館」に行ってきました!

お台場有明地区を歩いていると大きな建物が見えてきます。ここは、汚れた水を処理する「有明水再生センター」。この施設の5階に「虹の下水道館」があります。※無料で入館できますよ!

▲有明水再生センター

トリックアートのフォトスペース

エントランスには、下水道施設の中にいるような、不思議な写真を撮影できるトリックアートのフォトスペースがあります。
まるで大きな下水道管の中に入ったかのような体験ができる「どかんビジョン」も人気です。

▲どかんビジョンをのぞいてみよう

アースくんの家

中に入っていくと、家庭で使用した水が、どのように流れていくのかを学べる「アースくんの家」があります。自分のお家のように洗面所、トイレ、バスタブ、洗濯機が設置してあり、実際に水を使った後に排水管をつたって流れていく下水の様子を見ることができる仕掛けになっています。

▲床下は透明な強化ガラス

高圧洗浄機を使って、下水道管をピカピカにお掃除する”お仕事体験”ができるコーナーもあります。

▲高圧洗浄体験コーナーで下水道管をピカピカに!

レインボーシネマ

オリジナルショートムービーを楽しめる映画館「レインボーシネマ」もあります。年間で7本の映画が上映されており、水の大切さをテーマにした冒険ファンタジーアニメ『水の国のウォルター』や、下水道のない世界をテーマにしたちょっぴりこわいホラー『帰らない水~下水道がない世界~』等を上映中。
土日は時間によって上映内容が決まっており、平日はお客さまで映画を選ぶことができます。

ボールサーカス

「ボールサーカス」は、ピンポン玉を転がす遊びを通じて”水の循環”を学べるコーナー。山に降った雨水がダムに貯まり、川を流れ、浄水場を経由して家庭などで使われ、その後下水となり、きれいにされて海に流れ着くまでを、遊びながら学べちゃいます!

▲ボールサーカス。水を白のピンポン玉で、汚れはオレンジ色のピンポン玉で表現

下水道ひろば

「下水道ひろば」は、企画展示、イベントなどを行うスペース。
震災のときに使用する仮設トイレ「マンホールトイレ」なども展示されています!

水再生センター

「水再生センター」では、下水を地表近くまでくみ上げている「ポンプ所」、街が浸水しないよう24時間365日体制で天気図を見ながらポンプを遠隔操作している「中央監視室」、顕微鏡を使って水の状態を調べる「水質検査室」を再現しています。

こちらのコーナーでは、下水道局のお仕事体験ができちゃいます。
対象は小学生~中学生で、体験時間は約1時間。当日インフォメーションで予約が必要です。
予約枠が早めに埋まってしまうことも多いようなので、参加したいという方は、早めの来館がおすすめです。

▲ポンプ所体験

▲中央監視室体験

▲水質検査室体験

もっと知りたい!スタッフさんにあれこれ聞いてみた!

知れば知るほど、魅力たっぷりの「虹の下水道館」。館内のスタッフにもインタビューし、おすすめの周り方や見どころ等を聞いてみました。

オススメの周り方はありますか?
―――時計回りに見学していくと、家の中でどのように水が使われて処理されていくのか、時系列に沿って理解できるのでオススメです。

賑わうシーズンはいつになりますか?
―――小・中学校が長期休暇のシーズン(春休み、夏休み、冬休み)は子供たちの声で賑わいますね。あと毎年9月10日の「下水道の日」には5階のフロア全体で大規模な催しを実施するので盛況となります。屋台が出たり、皆さんで参加できるゲームをしたり。「下水道の日」はお仕事体験に親子でも参加が可能となっています。ぜひ、皆様もご参加ください。

施設に来場した方から、どんな反応がありますか。
―――下水道に関わる仕事って、普段なかなか目にする機会がありません。実際に”お仕事体験”に参加してみると『どんな仕事をしているのか、この仕事の大変さがよく分かった』という声をいただきます。また、街中でマンホールを開けて工事をしている作業員の姿を目にして『虹の下水道館で見たのと一緒だ』とお子さんが喜んだという話も聞いて嬉しく思いました。

夏休みの自由研究にも使える内容はありますか?
―――はい。そんな目的で来場される方もたくさんいます。夏休みのシーズンには、こちらから『自由研究向けにこんなことができますよ』という企画展示を行うこともあるので是非HPをチェックしてください。

取材報告

・体験型の学びスポットが盛りだくさん。
・遊びながら、下水道の役割や水環境の大切さを楽しく学べる。
・自由研究にも使えるかも?

虹の下水道館は、普段身近にあるけれど、なかなか知る機会のない下水道について、体験を通じ楽しみながら自然と学ぶことができる、小さなお子様から大人まで大満足な施設でした。普段は目にすることのできない下水道について、興味を抱くきっかけになるかもしれません。
この夏のおでかけスポットとして、是非、皆さんも足を運んでみてはいかがでしょうか?

【施設情報】
施設名:虹の下水道館
住所:東京都江東区有明2丁目3-5
開館時間:9時30分~16時30分(入館は16時まで)
休館日:月曜日と年末年始(12月29日~1月3日)※夏休み期間は無休(7月19日~8月31日)
施設HP:https://www.nijinogesuidoukan.jp/

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