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株式会社ローソン

所在地:141-8643東京都品川区大崎1-11-2 ゲートシティ大崎イーストタワー 7F

Tel:03-5435-1570

HP:https://www.lawson.co.jp/<外部リンク>

業種:卸売業、小売業

ローソンでは、「女性が子育てをしながら活躍し続けられる会社であること」を定性目標、「2030年度に女性社員比率30%」「2030年度に女性管理職比率30%」を定量目標としています。女性の仕事と育児の両立を実現するために、男性の育児参加率を高める必要があると認識し、2014年より男性の育児休職を促進してきました。2000年度以降の累計で、育児休職から復職した社員の比率は94.4%と、ほとんどの社員が復職しています。

女性社員・育児休職中社員に向けて研修を実施

女性社員キャリア開発研修の実施:毎年1回この先、ライフイベントと仕事との両立を迎える可能性の高い年代(20代後半〜30代前半)の女性社員が集合し、ライフイベントに関わる各種制度を説明したり、キャリアライフイベントを経たあとも両立し活躍している先輩社員のパネルディスカッションを実施したりすることを通じて、自らのキャリアビジョンを描く研修を行っています。
育児休職社員研修の実施:毎年1回、会社の次年度事業方針発信後、育児休職中の社員向けに会社の情報提供や復職後利用できる制度の説明や、キャリア形成に関する考え方、育児ママ・パパのネットワークづくりを目的とする集合研修を実施。現在活躍している先輩育児ママ社員のパネルディスカッションを実施することで、復職後の不安を払拭し、活躍を推進しています。
2000年度以降の累計で、育児休職から復職した社員の比率は94.4%と、ほとんどの社員が復職しています。女性社員に占めるワーキングマザー率も2001年度と比較して約5倍(24.8%)となっています。

「ハッピーローソン保育園」の開設

2006年度から、社員のお子さんを預かって祝日のみ集合託児を事業所内で実施してきました。「祝日は保育所や小学校が休みのため、子どもの預け先がなく出勤できない」といったワーキングマザー社員の声を受けて実現したものです。さらに2014年7月には、ローソン本社が入居するゲートシティ大崎イーストタワーの1階に事業所内保育施設「ハッピーローソン保育園」を開設しました。その目的は、育児休職を短期間の取得とし、自らのキャリア形成を考えたいという社員に対し、まだまだ都市部では解決しきれていない保育園の確保の問題を解決し、早期活躍を支援することです。ローソングループの従業員を対象に、月極めと祝日の2つのパターンで保育を実施しています。

男性の育児休職の取得促進

男性の育児休職の取得を促進する目的で、2014年度より「短期間育児休職制度」を導入。職場へのポスター掲出や上司からの声かけ推進、そしてお子様の名入れ菓子を職場に送付するなど、取得しやすい環境づくりに努めています。2016年度には男性の育児休職取得率が80%を突破し、2019年度以降は取得率90%以上を継続。短期間育児休業制度の取得促進の結果として、男性も育児休業が取りやすい風土づくりができています。
2022年10月の法改正にともなう出生時育児休業制度を促進するために、8月より社内のe-learningシステムで社員向けの制度説明研修を行い、10月より社内の関連規程を改訂。また過去に短期&長期の育児休業を取得したパパ3名が集まりパネルディスカッションを行い、全社に向けてLive配信し録画も公開しました。これらの取組の結果、2022年10月より開始した出生時育児休業制度に対して、自ら取得したいと申し出た方が現時点で26名おり、2週間以上の取得希望も多い状況です。これからも「出生時育児休業制度」および「短期間育児休職制度」を併用し、より多くの男性社員が育児に参画するよう推進していきます。

ダイバーシティ推進冊子「ローソンワークスタイルハンドブック」の作成・配布

2018年に一度経営トップから社員へダイバーシティ推進に向けたメッセージを伝えるとともに、キャリアパスや両立支援制度、そしてロールモデルとなる社員(育児しながら管理職に登用された女性社員、短期間育休を取得し育児に参加した男性社員など)を紹介するハンドブックを作成し全社員に配布しました。全社員に配布することにより、上司・同僚など周囲の関わり、また管理職のマネジメントへの効果が高まることを期待しています。なお更新版について現在作成中です。

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