大学で夏の思い出づくり！親子で楽しめる「こどもみらい祭」とは【体験取材vol.６】

パイロット

足立区の小学生と東京未来大学の学生が一緒に、手作り飛行機を20円で販売している企画。自分で装飾した飛行機を飛ばしたり、写真を撮ったりして、パイロット気分を味わえます。シールなどを使って自分の飛行機を思い思いに飾り付けていました。

アクセサリー職人

アクセサリー職人になりきって、きらきらビーズを沢山つけた、世界にひとつだけのビーズブレスレットを制作するワークショップ。森のアクセサリー屋さんをコンセプトに、東京未来大学の学生が見守るなか、小学生が先生役となって丁寧に作り方を教えていました。少し難しい工程でも、真剣に取り組む様子が印象的でした。

芸術家

市民参加型のアートプロジェクト「アートアクセスあだち 音まち千住の緑」の一環として、2011年から足立区・千住の商店街や小中学校などで活動している「Memorial Rebirth 千住」。

現代美術作家・大巻伸嗣さんや芸大生、地域活動に関心のあるメンバーで構成されたボランティア市民チームが、無数のシャボン玉によるアートパフォーマンスで、見慣れた日常の景色を幻想的な世界に一変させます。みんな夢中でシャボン玉に手を伸ばします。

その他にも、地域のお店と連携したお店屋さんもありました。
美味しそうなパン、クッキー等の焼き菓子に子供は目を輝かせていました。

本イベントの開催経緯や背景は？

足立区や近隣の方々に向けたイベントとして、大学の地域貢献・地域連携の推進を目的に始まりました。また、本学の学生が普段の学びを実践する場にもなっており、学生自身が１からプロジェクトを企画・運営する力を身につけてもらいたいと思っています。

多くの来場者で賑わっていましたが、例年どれくらいの来場者がいらっしゃるんでしょうか。

今年は久しぶりに、人数制限なしの終日開催で、一般来場者だけで900人以上となる見込みです。去年・一昨年は人数制限を設けての開催となり、午前・午後の2部制で約500人。コロナ禍の2020年度の開催は完全オンラインでYouTube配信を行いました。

本イベントを主催する「地域連携推進委員会」（地連）とはどんな団体ですか

本学の学友会に属する委員会で、１〜3年生の学生約190人が参加しています。そのうち７割ほどは、保育系の学部専攻に所属する学生です。企画を作り上げながら子供たちと関われる委員会ということで、地連には子供が好きな学生さんが魅力を感じ、多く参加してくれています。

小学生の児童がお手伝いしている企画の様子も印象的でした。

今回は足立区内の小学校4校と連携し、40人の児童に参加していただきました。小学校連携企画は毎年メインコンテンツになっており、そこでは20円ほどですが、料金をいただくかたちをとっています。今回でいうとアクセサリーとパイロットの企画がそうですね。また、「こどもみらい祭」は基本的に無料でお楽しみいただけるイベントですが、地域のお店さんと連携しているパン販売といった販売系のブースも一部あります。「こどもみらい祭」は年1回ですが、地連では毎冬にクリスマスフェスタも開催しており、こちらも親子で参加できるコンサートなどを実施しています。

イベントの詳細情報