(%)出典:「令和5年度東京都男女雇用平等参画状況調査結果報告書」(2024)を基に作成男性従業員(n=544)女性従業員(n=586)事業所(n=622)015.3%15.8%13.7%9.0%2.4%2.0%5.3%0.2%0.5%2.6%204039.5%37.7%35.7%40.4%30.2%33.3%42.5%31.8%37.7%30.3%30.4%21.7%20.0%30.4%6066.5%60.6%59.6%51.5%45.4%73.2%1180代替要員の確保が困難休業中の賃金補償職場がそのような雰囲気ではない男性自身に育児休業を取る意識がない社会全体の認識の欠如キャリア形成において不利になる懸念前例(モデル)がない上司の理解が進まないその他無回答男性の育児休業取得に当たっての課題(複数回答)育業への取組が進まない原因は?育業の推進には、その阻害要因を把握しておくことも大切です。従業員と事業所の課題に対する調査では、双方ともに「代替要員の確保が困難」が課題のトップですが、「職場がそのような雰囲気ではない」「社会全体の認識の欠如」や「キャリア形成において不利になる懸念」「上司の理解が進まない」などは、双方の認識の乖離が顕著な項目です。また、一般的な阻害要因を大まかに分類すると、自社の状況に応じた適切な制度が整備されていない「制度の不足」、社内制度が当事者や周囲の人たちに共有されない「情報の不足」、キャリアや待遇に対する社員の不安や悩みが解消されない「理解の不足」、そして職場が育業しやすい雰囲気ではない「組織風土の不足」の4つに分けることができます。こうした要因が育業の円滑な推進を阻害していると考えられます。
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