●●●●●●●●●●●●●●当事者企業組織育業の現状につい て育業とは育業を推進していく上では、カギとなるいくつかの視点を踏まえて課題や取組を検討していくことが重要です。まずは、育業の当事者が働いている「企業組織」からの視点と、育業しようとする「当事者(従業員)」からの視点です。次に育業が企業や当事者にもたらす「プラス効果」の視点と、理解不足や経験がないことにより生じる「課題と解決するポイント」という視点です。これらの視点を重ね合わせて全体像を把握することで、課題や取組の検討が行いやすくなります。社員のロイヤリティ向上を促す間接的に労働生産性を向上させる企業価値の向上が図れる優秀な人材確保が図れる課題●“人材不足”:業務が停滞するのでは?“クオリティ確保”:同じクオリティで業務を継続できるだろうか?“不公平感の解決”:しわ寄せに対する周囲からの不満が出ないか?解決するためのポイント●後輩・後任者の自立と成長を促進業務プロセスの再構築、業務の見える化を促進多様な人材への理解と組織の一体感を強化育業の推進 に向けて職場で活かせるスキルが向上し、自らが成長する男性にとって新たな社会経験や気づきを与える男性・女性ともに育児と仕事の両立(就労継続)を可能にする課題●“経済面”:育業で収入が減少するかも?“業務面”:残された人で業務に対応できるだろうか?“心理面”:周りにどう思われるのか?昇進に影響するかも?解決するためのポイント●社内制度と有休の有効活用(減収を最小限に抑える)業務の属人化を解消、マルチタスク化の推進組織風土を変えることで心理的な不安を解消育業推進の具体的 な手順● 家庭/夫婦の関係性(キズナ)を深める●課題と解決するためのポイント1 2企業組織に与えるプラス効果当事者に与えるプラス効果当事者の課題と解決するためのポイント 育業推進のカギとなる視点企業組織の課題と解決するためのポイント プラス効果
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