2024年9月24日(火)~10月24日(木)まで
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投票いただいた方の中から、抽選で30名様に1,000円分のデジタルギフトを進呈します!
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01. 絶対に育業するべき。私たちがいるから仕事を気にしないで大切な時間を過ごしてきて
私は会社の中でも特に得意先からの依頼やプレゼン対応が多く、有給取得も難しい業務。1人での対応は困難なため3人のチームで業務を遂行しています。チームの1人は1か月前に中途入社したばかりの新人、もう1人は小さな子供が2人いる育業明けの女性の先輩で絶賛子育て中です。彼女の子供は保育園に通っており、頻繁に急遽保育園から呼び出しがかかることもあります。その中、私は年に1度の大きなプロジェクトに追われ、自身の業務もピークを迎えていました。日々仕事を捌く中で、女性の先輩と話す機会があり「育業するつもりはない」と伝えると、彼女は「絶対に育業するべき。私たちがいるから仕事を気にしないで大切な時間を過ごしてきて。いつも私はあなたに助けてもらってるから。」と言ってくれました。その後押しもあり育業を決断しました。
育業後、育業のお礼を先輩に伝えると「育業してくれて本当に良かった。将来、人の上に立つ立場になったら、自分の経験を後輩にもさせて欲しい」と言ってくれました。人生に何回もない家族でお互い向き合う貴重な時間を過ごすことができ、自身の考えを根本から変えるとてもいい経験になりました。
02. 部内で男性初の育業
当時、私の所属する部署では男性の育業がまだ普及しておらず、私が男性で初めての育業でした。業務も繁忙期に差し掛かり、チームのメンバーも皆、忙しい状況でした。そんな中で、本当に自分だけ育業して良いのだろうか?育業するにしても、やっぱり数日ぐらいじゃないと許されないよな、と不安な気持ちでいっぱいでした。ですが、私は思い切って、3か月育業したいことを上司と同僚に伝えました。その時、同僚から「え!?3か月で足りるの?もっと育業して大丈夫だよ!業務は私達に任せて!」と力強いメッセージをいただきました。あぁ、男性で初めてとか、業務が忙しいとか、そんなことあまり気にせず、育業して良いんだよなと、フッと心が軽くなりました。このメッセージをくれた同僚には今でも感謝しています。そして私の育業を皮切りに、続々と部内の男性が育業するようになりました。「男性の育業」に対して、受け入れられる社会になってほしいと切に願います。
03. 「おめでとうございます!」と「短いですね」
男性育業100%を目指すと、対外発表したばかりだったので、社内への気まずさ・後ろめたさはそれほど感じなかかったが、営業として複数の取引先と相対していたため、年度の途中でお休みをいただくことに、「どういった反応をされるのか…」「どう伝えようか…」「いつ言おうか…」となかなか切り出せずにいた。そんな中、意を決して「実は、育業するんです」と取引先にお電話で伝えたところ、「おめでとうございます!!」と間髪入れずに放たれた一言!!お相手は男性で40代。思いもしなかった一言だった。「どのくらいですか?」「1か月半です」「短いですね」。電話を切った後に、「おめでとう」という言葉が、思いもしなかった言葉と捉えた自分が馬鹿らしく思えてきた。子どもが生まれることはめでたいことで、これ以上に無い幸せだ。妻と自分、そしてその家族は当然そう思っていた。ただ、仕事は別世界なんだと思っていたのだ。
その後も、沢山の人から「おめでとうございます」「短いですね」と言われた。社内も社外の関係者にも、男性も育業することが当たり前という空気が広がっている。何よりも、新しい命の誕生はめでたいこと。私も今後育業すると聞いたら、「おめでとうございます!」と高らかに言って、お相手を前向きにしてあげよう。そして、1か月半の育業は短く、そして仕事よりも大変な、文字通りの「育業」だった。
04. 今度は私の番
私にはAさんという同僚がいます。Aさんは2度育業を経験し、Aさんの育業中は私が業務を全て引き継ぎました。通常業務に加えてのことだったので、正直とても大変で、1度目の育業時は私の子供の誕生と同時期だったため、増えた業務を残業でカバーし、在宅勤務を多用し、睡眠時間を削って育児と家事をこなしました。この経験から組織のサポート体制の重要性やサポートする人のモチベーションアップ策の必要性を強く感じました。
それからしばらくして、私も育業することになりました。業務で関係する人に対し、「お休みをいただきます。ご迷惑をおかけします」と各方面に謝罪を繰り返していたため、なにか悪いことをしているかのような感覚になっていました。そんな時、Aさんたちにも覚えてしまった台詞で育業を報告しました。「時代だねー」というような反応が返ってくるかと予想していたのですが、1人だけ挙手をして発言した人がいました。それがAさんです。「私の2回の育業中の業務は彼がサポートしてくれました。どんな業務でも私に振ってください。今度は私の番です」と上司に宣言してくれたのです。
私が育業のサポートで苦労した経験があるからこそ、Aさんの言葉はとても嬉しく、ありがたい言葉でした。性別に関係なく、育業し、みんなで助け合いながら子供を育てられるような社会に少しずつ近づいているような気がします。Aさんありがとう。
05. 繁忙期と重なった育業
チームで初の育業者。さらに繁忙期に重なってしまい、ものすごく申し訳ない気持ちで同僚に育業予定を伝えました。すると、『逆に申し訳ない気持ちにさせてごめん。いつも頼りにしてるけど、業務は問題ないよ!人手が足りないときにこそ無駄がないか業務を見直して生産性をあげることができる。生産性が上がって育業から戻ってきたときにはさらにチーム力が上がって一緒にいい仕事できるはず!』と、すごく前向きな気持ちにさせてくれました。
06. 焦りや不安を抱えていた私。同僚たちの温かい言葉に迷いは消えた。
妊娠が分かった時、私は会社で新規プロジェクトの立ち上げの真っ最中でした。
待ち望んだ赤ちゃんがやっときてくれたことに大きな喜びを抱いていたものの、仕事にも大きなやりがいを感じており、せっかく任せてもらえたプロジェクトを途中で離脱することに対しての焦りと、自分の居場所がなくなってしまうのではないかという不安、そして私が抜けた後、確実に仕事の皺寄せがいくであろう同僚たちに対しての申し訳なさから、なかなか同僚たちに妊娠の報告が出来ずにいました。
しかし、いよいよ誤魔化せなくなり、ついに妊娠したことを打ち明けると、同僚たちは嫌な顔一つせずに自分のことのように喜んでくれ、「あなたの帰ってくる場所はみんなで守るから、あなたにしかできない育業にまずは専念して!」と。
この言葉で、自分が何をすべきなのかが分かり、まずは育業にしっかり取り組もう!と迷いや不安が消えました。
07. 今はたくさん甘えさせてもらいます!
新卒から約15年一つの会社で営業として、たくさん仕事をして残業もバリバリしていた私が育業することになり、休んだり、早く帰ったりすることにすごく申し訳なさを感じていましたが、子供が小学校高学年になってきたママ先輩が、「今まで育業の人たちの分もあなたが支えてくれていたから今はその分たくさん甘えていいんだよ!」と言ってくれました。自分で支えていたつもりはありませんでしたが思い起こせば、確かに早く帰る人の分の目標や対応を補っていたんだなと気づきました。今は申し訳ないという気持ちより、子供が大きくなったら恩返しをしてまた次の育業のみんなを支えていきたいなと思って、割り切って帰ったりお願いして帰ったりすることもできるようになりました。
08. いつの間にか頼もしくなった部下
2人目の出産時期が決まり、帝王切開での出産になることに。痛みも残る妻のサポートをしたいと思い、当初予定していなかった育業をしようと思っていることをメンバーに伝えた。リーダーの2人からは「課長の仕事経験して、成長しておくので安心して育業してください!」と頼もしい言葉を貰えました。
妻も頼もしいメンバーの話をして、私が働く会社のことをさらに好きになってくれたのでありがたかったです。
09. 育児スイッチを入れてくれた同僚からの言葉
育業を3か月間するにあたり、女性の同僚に仕事の引継ぎをしていた時のことでした。同僚から「いよいよ育業ですね。業務は私がしっかり引継ぎますし、私に負荷が掛かりすぎないよう調整しますので、安心してください。きっとお子さんを育てるのは仕事よりも大変かと思います。でも、お子さんの成長を一番実感できる時期だと思いますので、ぜひ楽しんでください。私も自分の子供のようにお子さんの成長が楽しみです。」と応援のお言葉をいただきました。ご自身の業務に加えて、私の業務の調整も快く引き受けたことだけでも大変ありがたかったのですが、更に私の子供にまで気遣ってくださったことで、育業の後ろめたさがなくなりました。同時に、同僚に仕事をお願いする以上、本気で育児に取り組もうと気が引き締まりました。
10. 育業への緊張がほぐれた言葉
数年前、こどもの出産を4か月後に控えた頃の話です。すでに同じ会社内で男性が数か月や1年間育業するケースも目立ち、育業しやすい環境は徐々に整っていました。ただ、実際に自分が育業するときの、上司へ報告するときの緊張感や、日々一緒に忙しく過ごしている同僚への申し訳なさは、やはりついてまわり、育業することは決めていて、早く伝えないといけない思いの一方で、いつどのように上司へ伝えるのかは、ためらっていました。そうはいっても始まらないので、まず同じ仕事の担当だったリーダーに、職場で時間をとってもらい、「育業しようと思います」と伝えると、リーダーは淡々とした表情だったので、内心ではかなり緊張が増したものの、その直後に向こうから出た言葉は、「うん、当然だよね」という反応。さらに、「あとで上司にも報告しやすいように、自分からも上司に言っておくよ」。ほかの同僚には育業期間中に負担をかけて申し訳ないことを伝えると、「そういう仕事の調整はこっち(リーダーや上司側)で考えることで、気にしなくていいよ」と言ってくれました。当初抱えていた緊張感がかなりほぐれた瞬間でした。
01. どんな人でも、どんな状況でも、選択肢を持てる強い組織
私が産前休業に入るとき、同時期に妊娠している女性は私の他に3名。パートナーが妊娠中の男性も2名いました。
20人ほどの組織をまとめる当時のボスは全体会議の場でこう言いました。
『誰もがさまざまな理由で仕事を中断する可能性がある。
それは当たり前のことで、誰もがもつ当然の権利。
どのメンバーも安心して自分の人生に選択肢を持ってください。
誰がいつ休んでも大丈夫だと言える強い組織を作ることが、組織長としての私の仕事です。』
同時期に長期的な休みに入る方が多くいる中で、それぞれが不安を抱えていました。
それは育業に入る人も、迷っている人も、そして仕事を続けていくメンバーも同じです。
育業以外にも体調不良や家族の介護、さまざまな理由で仕事を休む方がいます。
誰かがいないと回らない職場ではなく、誰もが安心して自分の人生を大事にできる職場がある。
大事にしてくれる上司やメンバーがいると思うだけで安心して育業に入ることができました。
私はこの安心感こそが『強い組織』の正体の一つだと思います。
こんな職場で働けることに幸せを感じるとともに、こういった組織・職場・上司がこの社会に増えていくことを願っています。
そして未来の誰かが育業やそれ以外の理由で仕事を中断する時には、強い組織の一員として全力で助け合っていきたいと思います。
02.会社全体が育業浸透に対して本気で取り組んでいることを実感
妻の出産の数か月前にプロジェクトのマネージャーになり「着任したばかりで休むなんて、上司からの心象が悪くなるのでは」と育業を非常に悩みながらも部長に相談。すると、「私も育業については理解が浅かったんだが、先日社内研修で育業の大切さを学んできたんだよ。育児はどんなプロジェクトよりも大変で偉大な事だと今は思っています。プロジェクトの事は一旦任せてもらって、育児という大事な任務を遂行してきてください。」と2か月育業することになりました。上層部の意識も変える、有意義な研修を行っている会社の一員であることを誇りに思いました。
03. 育業のバトンを後輩につなぐために
人手不足に悩む部署で働いているので、育業はできないものと思いつつ、上司へパートナーの妊娠を報告。すると上司からは予想しなかった言葉が。「業務都合は考えず、まずは育業する前提でご家族と育業期間を相談してみて。僕の時代は取れなかったが、君が率先して育業することで後輩が続きやすくなるから。」と制度取得の背中を押してくれました。
04. 育業と同時に昇進
私がボスに「妻が妊娠しまして、育業しようと思います。」と伝えたところ、「なんだそんなことか。遠慮なく取りなよ。」と言っていただけて一安心。
でも昇進は暫くお預けになるかな…と思っていたが。
出産予定日の1か月前、昇進のことを伝えられた。
私は「来月から育業いただきますが…よろしいのでしょうか?」と半ば諦めていた昇進の話に驚きつつも尋ねました。
するとボスからは、「これから会社の屋台骨背負ってやって行ってくれるんだから、育業なんて関係ないよ。これからもよろしく頼む。」と言っていただけました。
おかげで育業と同時に昇進、育業明けには出産のお祝いと昇進のお祝いをしていただきました!
05. 御礼を言いたいのはこちらのほうです
職場で十数年ぶりに産休・育業に入ることになりました。上司に、妊娠報告と共に「ご迷惑をお掛けすると思います。すみません」と言ったら、「会社を辞めずに育業という選択をとってくれてありがとう。ちなみに、育業前も復帰後も、いくらでもあなたが思う“迷惑”はかけてくれて結構です。うまくやろうね」と言われました。
安心して育業して大丈夫だ、という気持ちにしてもらえてほっとした上に、職場にとって私はそれなりに必要とされていたのかもしれない、そして復帰後もきっと大丈夫と思わせてもらえた言葉でした。すごく嬉しかったです。
06. 育業は成長のチャンス!上司のひと言が変えた私の人生
2年前、第一子出産前、私は育業に対して不安を感じていました。キャリアの中断、復職後の対応、家族と仕事のバランスなど、多くの悩みで頭がいっぱいでした。そんな時、私の上司が声をかけてくれました。
「育業は君の人生にとって大切な経験だよ。決してキャリアの障害ではなく、むしろ成長のチャンスだ。子供との時間は貴重で、その経験が君をさらに強くする。戻ってくる時、今まで以上に素晴らしい仕事をしてくれると確信しているよ。」
この言葉は私の心に深く響きました。育業することに対して前向きになり、不安が和らぎました。そして、産後、育業中の時間を家族とともに大切に過ごすことができました。復職後、私は新たな視点とエネルギーを持って仕事に取り組むことができ、上司の言葉が現実となったことを実感しました。
この経験を通して、育業はキャリアのブレーキではなく、むしろ大きな加速装置になり得るのだと気付きました。上司の励ましの言葉は、私にとって何よりの支えとなり、感謝の気持ちでいっぱいです。
07. 育業だからこその成長がある
産休、育業に入ることを上司に報告した際に、仕事から離れる不安を吐露したところ、「育児をすると、視野が広がる。たとえば、自分の場合は、多様性の理解がより進んだり、若手の教育に活かせる学びがあった。それらは育児を当事者として取り組んだからこそ得られた学びで、人としての大きな成長だと思う。だから、存分に育児に全力投球することをおすすめするよ。復帰のときに話を聞けるのを楽しみにしてるね」と話してくれました。
育業を休暇として捉えるのではなく、成長のための学びの機会として前向きに捉えることができました。
08. 長期間の育業を促してくれた私の上司のひと言
育業を1か月間したいと上司に相談したところ、「1か月で足りるの?育児に本気で関わるなら、もう少し長期間取った方が良い。」との返答が。 当初は同じ部署のメンバーに迷惑をかけてしまうのではないか、マイナス評価になってしまうのではないかと不安だったので、もっと長期間育業した方が良いという上司の返答は、良い意味で予想外でした。上司が、私の家族や人生のことを第一に考えて、育業を後押しする一言を投げかけてくれたことが嬉しかったです。 上司のその一言に背中を押され、結果、私は3か月間育業しました。 初めての育児は想像以上にハードで、3か月間の育業でも足りないくらいでした。大変な育児の中でも我が子は本当に愛おしく、育業中は育児の苦労を妻と分かち合いながら夫婦で一緒に成長していることを実感できました。 この大変だけど濃密で幸せな3か月間は一生忘れないと思います。こうした環境を与えてくれた上司の一言や、快く育業に送り出してくれた職場の仲間に感謝でいっぱいです。
09. 育業しなよ!
僕の部署は、誰も育業したことがありませんでした。そのため、妻には、「育業するわけないじゃん」と話していました。しかし、上司が、突然、「おい、〇〇氏〜、子どももうすぐだよな。育業しなよ〜!」とフランクに話をしてくれました。あまりにもフランクだったので、「え!いいんすか!」とこちらもフランクに答えることができ、そのまま手続きを進めていく流れに。
トップバッターなので、手探り状態でしたが、みんなのフォローのおかげで無事育業できることに。
自分が育業していなくても育業しなよと部下に言える上司がかっこよくて尊敬しました。
育児は思いの外、想像を遥かに超えて大変でした。産後妻は本当に心身ボロボロになっていたので、妻も子どもも僕が支えることができて上司には頭が上がりません。僕がいなかったら妻は倒れていたと思います。僕自身も育業は大変だったけど妻も子供も僕を頼りにしてくれて、成長を見ることができて、毎日が充実していました。
僕も部下には積極的に育業してもらおうと決めています。
10. 仕事に熱中する役員の私に代表がくれた言葉「家族より大事な仕事はない」
数年前、長男が生まれたあとも取締役という役職への責任感から、育業をしぶっていた私。何度か代表から「育業しないの?」と声をかけてもらっていたものの、変わらず仕事に熱中する日々を送っていました。そんなある日、見かねた代表から「僕からの指示だと言ったら育業できる?」と冗談交じりに声をかけられました。加えて「”家族より大事な仕事はない”ということを、メンバーに伝えてほしい」と。私は取締役だからこそ、育業すべきなのだと気付かされたひと言でした。
最近、幹部会議である男性幹部から「パートナーが妊娠したので、生まれたら育業したい」と申し出があり、満場一致で拍手がおきました。あの時、育業して本当によかったと思いました。