ラジオ番組「伊集院光のタネ」こどもスマイルムーブメント特別回を放送 (出演:アンバサダー 伊集院光さん、尾木直樹さん)
伊集院光さんがパーソナリティを務める、ニッポン放送の人気ラジオ番組「伊集院光のタネ」。2024年末に、こどもスマイルムーブメントとコラボレーションした特別回が放送されました。ゲストは、教育評論家の尾木直樹さん。二人は、こどもスマイルムーブメントのアンバサダーとして活躍されています。全2回の放送から一部を抜粋してご紹介します。
幸せって何?


「本来なら、尾木ママみたいな人こそアンバサダーに適任という気がしますが……」
「いやいや、そんなことないですよ。57歳児の意見も大事よ」

「子供を笑わせるにはどうしたら良いか」
ラジオリスナーからは、子供に幸せについて聞くと『幸せって優しいことだよ。』という答えが返ってきたとの投稿がありました。優しさは幸せにつながるし、その逆も言えると教えてくれたそうです。
「おー、すごいすごい。深いというか、芯を突いている感じがしますね」


「これは相当すごいですよね。本当にそうだな、と感心しちゃった」

「こどもスマイルムーブメントをやっていて、子供を笑わせるにはどうしたら良いか、みたいことを僕なりに考えるんです。やっぱり、親に余裕がないとキツい。でも教育に熱心な親御さんほど、いろんな本とか読み過ぎて、笑う余裕もなくなっちゃったりしてる気がする。親に余裕があると、ちゃんと優しくできるし、子供からは優しい言葉とか笑顔が戻ってくる、今そんなことを考えています」
このあとのトークでは、小さい頃に抱いた「将来の夢」の話題に。尾木さんは「スキーの選手になるのが夢だった」と打ち明け、伊集院さんは「ボクはスポーツ新聞の記者になりたかった。お互い、全然違う職業に就きましたね」と笑い合いました。
将来の夢は?
2回目の放送は令和6年12月27日17時30分~18時00分で、トークテーマは「子供インタビュー ~将来の夢~」でした。
最初に、当番組のパートナーを務める竹内香苗さんが、「実は先日、6歳になるうちの娘が『将来はアイドルになりたい』と言い出したんです。親として応援したい気持ちは持ちつつもやっぱり、ちょっと大変そう。いつまで夢を持ち続けてくれるか、分からないですけどね」と自身のエピソードを披露します。
伊集院さんは「子育てした経験がないからわからないんだけど、子供がこういう夢を打ち明けてくれたときに、親としては『頑張れ』とか『大変だから、よした方が良いよ』とか、そのあたりどう言うの?」と質問。これに竹内アナは「今のところ、全部『良いね!良いじゃん!』って言ってます。いろいろ思うところはあるけれど...」。
「無茶な夢でも持ってくれたら」

「僕は、無茶な夢でも持っててくれたらと思う。親が『頑張れ、頑張れ』って言ってるうちに、もし違うなら子供の方で『これ違うんじゃないか』と気付くこともあるし。でも、それまでの過程で得たスキルは……」
「そう。 (夢に向かう過程で)得たスキルは、ほかに活きてくるから。全然、夢が実現しなくても良いと思う。でも応援したい。アイドル、良いと思うよ」

「子供の笑顔が解決していく」
ラジオリスナーからは、子供に将来の夢について聞いたところ、逆に子供から将来の夢について尋ねられたとの投稿がありました。
「僕ね、すごく欲張りなんです。東京都のこどもスマイルムーブメントがあるでしょ?こういうの、本当に実現させたい。隅々まで。子供の社会参加とか、発言権がちゃんと保障される世の中にしたいと、結構本気なの」


「僕も照れずに言うと、アンバサダーをやらせてもらって、 子供を笑顔にしようと思うと、割と親が笑顔じゃなきゃいけなくて、地域に余裕がなきゃいけなくて、ってやっていくと、青臭い言い方かもしれないけど、ここ(子供がスマイルになること)から全部解決していくような気もするんですよ」
「解決しますよ。 笑顔って、やっぱり基本ですもん。辛い時だって、わざとでも、無理にでも笑えば、元気になるって言うじゃないですか。それは本当だと思う。だから子供の笑顔に焦点を当てたっていうのは、すごく良い政策だと思いますよ」

「コラボして頑張りましょうよ」
そして最後に、「この東京都のこどもスマイルムーブメントのお話に戻りますけれども、僕もアンバサダーを続けさせていただくことになりまして、尾木さんももちろんそうでして、ちょっと今後、そっちの方でもまたいろんなことを」(伊集院さん)、「そうですね。コラボして。頑張りましょうよ」(尾木さん)と、こどもスマイルムーブメントのアンバサダーとして更なる活躍を誓いました。

「最初、東京都からこどもスマイルムーブメントのアンバサダーのお話をもらった時に『僕は子供がいないから、子育てしていないから、大丈夫だろうか』と思ったんです。でも、『子育てしてないから見えることもあるのかな』とも思い直して。親の役割を果たしていないので、まだ『57歳児』みたいな部分を持っている。親の目線にならず、いろんな意見も言っていけたらと思います」