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子育て中は心身のバランスが乱れてしまいます

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    一児の父親で、幼児食インストラクター、食育アドバイザーの資格を持つ元「体操のお兄さん」の小林よしひささん。仕事と育児の両立に奮闘しながら、楽しい子育てを模索しています。そんな小林さんに、離乳食のことや保護者の体調管理のヒントを聞きました。

    タレント 小林よしひさ さんの考え方

    小林よしひさ

    離乳食がうまく進まなくてイライラ

    ―離乳食を作っても、こどもがなかなか食べてくれません。

    私は食べることや料理が好きなので、幼児食インストラクターの資格を取ったり、娘が初めて食べる十倍がゆを作ったりと、離乳食にこだわりを持っていました。

    しかし、今、娘の離乳食時期を振り返ってみて思ったことは、こだわった割に、うまくいかなかったということです。

    頑張って作ったからと、無理に食べさせようとしたり、食べてくれず、がっかりしたりすることもありました。まず、頑張って食べてね!という姿勢よりも、家族みんながリラックスして「おいしいね」と言い合える”楽しい食卓”をつくることが大切です。

    食事の用意が大変な時はレトルト商品を活用するなど、親も気持ちの余裕をつくることが必要だと思います。

    ―こどもが成長すると、食事中に席を立ってしまい、困っている保護者も多いようです。

    大人と違って、こどもを集中させるのは難しいですよね。私は離乳食から幼児食にかけて、娘の食事を用意する時は、品目を多く出したり、切り方を工夫したりしました。達成感を持ってもらえるように、最初は少ない量にして、「わ~すごい、全部食べたね、じゃあもう少し食べる?」と、完食まで導くこともありました。

    こどもが食事に集中できていないと親のストレスになりがちですが、「こどもが集中するために、何をしたらいいかな?」と発想を変えてみましょう。

    手づかみで食べさせると汚れが気になってしまいますが、こどもが食べ物に興味を持ってくれるきっかけになります。親もいい成長につながっていると感じられれば、お互い食事の時間が楽しくなるかもしれませんよ。

    ―こどもの偏食が気になる時は、どうすればいいでしょうか?

    今日は全然ごはんを食べなかった、お菓子しか食べなかった、という日があったとしても「今月はだいたいバランス良く食べられたかな」くらいに、リラックスして臨むと楽になります。

    1回の食事に5大栄養素を盛り込むのは難しいですが、長いスパンで考えれば、誰かに相談したり、来週は工夫してみたりと、気持ちを切り替えることができます。毎回の食事に悩むよりも、期間を長めに捉えて、大らかに向き合うといいんじゃないかなと思います。

    体調管理ができず、周りに迷惑をかけているかも

    小林よしひさ

    ―子育てと仕事の両立が大変で、体調管理がうまくできません。

    やっぱり子育ては大変なので、ストレスが溜まりやすくなり、時には体調も悪くなりますよね。

    私はストレスを感じたら、同じような境遇の子育て仲間と話をして発散します。気持ちをコントロールすることで、体調管理もしっかりやろうと前向きになれるんです。

    また、基本的なことを心掛けて実践するだけでも、体調は変わってきます。私は娘が生まれた時期を含めて、14年間「体操のお兄さん」を続けました。その間、一度も休まずに続けられた秘訣は、睡眠や食事はもちろんですが、やはり手洗いとうがいを徹底したからだと考えています。 

    ―体調不良で周りに迷惑をかけているのではと、悩む保護者ができることはありますか?

    「誰かに迷惑をかけてしまうかも」と内向きになると、コミュニケーションの場が減って、情報も入りにくくなります。結局、あれもこれも自分だけでやらなくてはと、悪循環になりがちです。

    体調が悪い時こそ、もっと周りを頼っていいんです!行政や地域の相談窓口に聞いてみるとか、託児施設や一般のサービスを利用するなど、逃げ道を作っておくのもおすすめです。子育てを積極的にサポートする地域も増えているので、頼れるところにどんどん頼ってみましょう!

    ちょっとの準備が生活リズムに余裕を生む

    小林よしひさ

    ―育児と仕事で生活リズムが崩れてしまったら、どうしたらいいですか?

    私もまだ育児の真っ最中ですが、色々と試す中で効果があったと感じることは「ちょっとだけ準備」をすることです。

    例えば、寝る前に次の日の朝の支度をしておくこと。鞄に荷物を入れておくとか、こどもが自分で納得するものを選べるように、翌日履く靴下をいくつか用意しておくとか。いつもより少しだけ多めに準備をすることで、翌朝の心の余裕がだいぶ変わります。

    ―急いでいる時にこどもが言うことを聞かず、精神的な余裕がなくなります。

    時間がなくて親が焦っている時に限って、こどもは普段以上にぐずったり、しぶったりしますよね。

    事前にちょっとだけ準備しておくと、急かさずに「歯磨きとトイレ、どっちにする?」と、こどもに選ばせる余裕が生まれるんです。こどもも自分の主張を認めてくれたという満足感で、案外すんなりとリクエストを受け入れてくれることがあります。

    ―保護者が生活のリズムを整えるために良い方法はありますか?

    私は仕事柄、帰宅時間が不規則なので、生活リズムを保つのは大変です。でも、問題は帰宅が遅くなった日よりも、早く帰れた日。

    ついリラックスして夜更かしをしたことで翌日に響くことがあって、生活のリズムが崩れるのは、むしろ余裕がある日だと気付いたんです。

    そこで、早く家に帰れる日は、娘と一緒に寝るように切り替えました。すると、娘との時間が充実して、自分の体調もすっきり!生活リズムがリセットできて、精神的なゆとりも生まれました。時間がある日ほど、こどもと一緒に寝てしまうのもおすすめです。

    「いつもよりちょっとだけ準備をすると、気持ちに余裕ができるんだにゃ〜」

    ブランキャット
    小林よしひさ

    答えてくれた人

    タレント
    小林よしひささん

    2005年~2019年NHK・Eテレ「おかあさんといっしょ」 第11代目体操のお兄さんを歴代最長の14年間務める。 卒業後も得意な料理や運動能力を活かし、イベント、バラエティ番組に出演。 現在、NHK・Eテレ 毎週 月~水「オハ!よ~いどん」体操のお兄さんとしてレギュラー出演中

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