「ティーンズ・アイデアコンテスト」 結果発表!
~最終審査会・表彰式の様子を公開~
企業や団体が「今まさに中高生に聞いてみたい!」と思っている地域・社会課題をテーマとし、中高生を対象にアイデアを募集した「ティーンズ・アイデアコンテスト」。
12月22日(日)、6組のファイナリストがプレゼンテーションを行う最終審査会を開催し、最優秀賞・優秀賞が決定しました!
また、あわせて、企業特別賞、グッドアイデア賞の受賞者もお知らせいたします。
こちらのページで、当日の様子や表彰式のアーカイブ動画などを順次公開する予定となっておりますのでお楽しみに。
ご応募いただいた皆様、素晴らしいアイデアを誠にありがとうございました!
企業特別賞
「地震が起きても慌てない、安心できるまちにするためには?」
(テーマ提案企業:株式会社熊谷組)
中学生の部 山本花怜さん (東洋英和女学院中学部・3年)
「普段使いできる二次避難所のあるまち作り」
高校生の部 石田悠ノ信さん (東京都立南多摩中等教育学校・4年)
「市民がいきいきと過ごせる『防災公園』をつくろう!」
「赤ちゃんにやさしい、子育てのしやすい地域社会を実現するためには?」
(テーマ提案企業:ピジョン株式会社)
中学生の部 佐竹里彩さん・荒谷夏澄さん・田中優子さん (東京都立大泉高等学校附属中学校・2年)
「安心できる飲食店~ベビーカーを添えて~」
高校生の部 マッコムズ健也さん・海老原奈歩さん・松本澪さん(かえつ有明高等学校・2年)
「おでかけパッケージ」
「デジタルデバイド(情報格差)とネット依存を防ぐには?」
(テーマ提案企業:イコールチャンス株式会社)
中学生の部 西川嘉恒さん・菊田竜成さん・三田大樹さん・荒幡尚輝さん・多田大梧さん
「ネット依存者が集まるコミュニティーを作る」
高校生の部 川﨑礼華さん(Timberline Secondary School・2年相当)・元浦嘉怜さん(郁文館グローバル高等学校・1年)・若林由莉さん(山脇学園高等学校・2年)
「DIVIDE ZERO」
グッドアイデア賞
中学生の部
酒井山実さん (板橋区立西台中学校・2年)
中村友美さん・海老沢夕風さん・ 鈴木友さん (中央大学附属中学校・3年)
萩野百香さん (東京都立小石川中等教育学校・3年)
増島楷さん (The Loomis Chaffee School・3年相当)
高校生の部
飯尾むつはさん(日本女子大学附属高等学校・2年)
飯田瑛人さん・北川凜人さん・金子武司さん・村山貴彦さん(東京都立三鷹中等教育学校・4年)
市村音葉さん(三輪田学園高等学校・3年)
櫛田陽菜さん(日本大学櫻丘高等学校・2年)
窪田理希さん・橋口幹太さん・淡路未空さん(東京都立南多摩中等教育学校・5年)
鈴木莉奈さん(東京都立晴海総合高等学校・3年)
東坂明憲さん(S高等学校・2年)
豊田英杜さん(N高等学校・2年)
中野南さん(東京都立国際高等学校・2年)
水野結衣さん(S高等学校・1年)
矢野名紗さん・井田寧々果さん(晃華学園高等学校・2年)
山本真丘さん・柴崎祐嘉さん
(グッドアイデア賞は50音順。掲載情報は応募時点のもの)
最優秀賞・優秀賞受賞者紹介
【最優秀賞】
村川 博美 さん(桜蔭中学校・2年)
アイデア「物流くん」
受賞コメント:素晴らしい賞をいただけて光栄です。このコンテストのおかげで、以前から興味を持っていた地震といったテーマについて深堀することができました。さらに興味が深まり、とても貴重な時間になりました。
松木 雛子 さん・津田 梨結 さん(豊島岡女子学園高等学校・2年)
アイデア「中高生が刺激し合う、アイデアの”オンラインサロン”」
受賞コメント:問題意識などをつなげて自分たちの実寸大の思いを届けることを大切に取り組みました。自分たちの置かれている状況や社会問題を俯瞰してみる貴重な機会になりました。(松木)
普段見逃してしまうことがある社会問題について改めて考える機会になりました。今後も社会問題について考え、問題提起していくことを忘れないようにしたいと思います。(津田)
【優秀賞】
髙橋 りっか さん(筑波大学附属中学校・2年)
アイデア「地域で助け合う、ちょこっと買い物代行」
受賞コメント:このような賞をもらえてとっても光栄です。これからもこのコンテストを糧に、地域・社会課題を解決していけるように頑張ります。
細田 淳太 さん(東京都立小石川中等教育学校・2年)
アイデア「レンタルスマホで一石二鳥!」
受賞コメント:最優秀賞には届きませんでしたが、今後精進して、いつかまたリベンジできればと思います。
野口 丈 さん(N高等学校・2年)
アイデア「建築物に設置する避難誘導機」
受賞コメント:普段から防災問題について考えていましたが、この場でお話しできたことをうれしく思います。大きいコンテストに参加する経験がなかったのでとてもいい経験になりました。
古屋 花実 さん(東京都立南多摩中等教育学校・4年)
アイデア「赤ちゃんの幸せはお母さんお父さんの幸せ『Share happy baby house』」
受賞コメント:私の「子供たちの幸せを守りたい」という思いはまだまだ終わりません!これからもいろいろなことに挑戦し、叶えていきたいと思います。
ファイナリスト達は熱いプレゼンテーションを展開しました。
最終審査会や表彰式の様子を紹介
「ティーンズ・アイデアコンテスト」の最終審査会・表彰式が、JPタワー ホール&カンファレンスで令和6年12月22日(日)に開催されました。表彰式には、プレゼンターとして、松本明子東京都副知事に加え、こどもスマイルムーブメント アンバサダーの伊集院光さんや平井一夫さんにも出席いただきました。
最終審査会と表彰式のアーカイブ動画もぜひご覧ください(順次公開)。
アンバサダー・審査員長・副知事コメント
伊集院さん
「ベテランになってくると、みんなの出したアイデアを引き算ばかりするようになってしまって、気づくとゼロにしてしまうことが沢山ある。でも一番難しいのはゼロからイチにすること。そして、他のメンバーと話して、「掛け算」の交流をしていくと、さらによいものが発想できると思うので、これからも頑張ってください。おめでとうございます。」
平井さん
「受賞されたみなさま、おめでとうございます。まったく異なる課題に対するアイデアの中にも共通点があり、スマホやSNSを用いた情報のやり取りが当たり前の社会において、それらに頼らずに、直接人と人とのコミュニケーションを大事にすることが考えられていた。どうやって直接対話していくか、その大事さを改めて認識させていただける場となった。」
田中審査員長
「全員にきらりと光る長所があり、順位をつけるのが難しかった。皆さん、自分自身の経験に基づいて考え抜き、アンケートやヒアリングを行い、丁寧に向き合って、検証されており、尊敬する思い。おめでとうの気持ちとともに、色んな人に支えられ、アイデアを出してくれたことに感謝申し上げる。」
松本東京都副知事
「受賞されたみなさん、おめでとうございます。また、関係者の皆様ありがとうございました。「課題を解決したい」という熱意にあふれた、若者らしい思い切ったアイデアであったと思います。未来の東京を担う皆さんの声は、私たち大人にも、新たな気付きを与えてくれます。これからも、子供たちが社会の一員として主体的に意見を表明し、参画できる環境を官民一体となって創出してまいります。皆さんの意見を世の中に積極的に発信し、将来の可能性と視野を大いに広げてください。本日はありがとうございました。また、おめでとうございます。」
ティーンズ・アイデアコンテストの軌跡
アイデア募集
企業から提案があった3つのテーマの中から、興味・関心のあるテーマを1つ選択して応募いただきました。
支援プログラムの実施
アイデアを考えるヒントにしていただくため、ソニー元CEO平井一夫さんによるスペシャルセミナーやテーマ解説動画、アイデア発想サポート動画の配信も行いました。
一次審査/二次審査
- 一次審査:書類審査
- 二次審査:オンラインヒアリング
最終審査会/表彰式
6組のファイナリストがプレゼンテーションを行う最終審査会を開催し、最優秀賞・優秀賞が決定。表彰式を行いました。
意見交換
受賞者と企業・団体の代表者による、テーマや受賞アイデアについての意見交換会を1月以降に予定しています。