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親に自分のことをみとめてほしい

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ポップスピアニストのハラミちゃんは、SNSのフォロワーが250万人をこえる人気インフルエンサー。ピアニストになるために親子でがんばってきたけい験を持つハラミちゃんに、親との向き合い方について聞きました。

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ハラミちゃん

わたしも親に対する気持ちが分かるから、ちょっとした工夫をお話するね。

自分はやりたいのに、親が何でも決めてしまう

ハラミちゃん

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自分ではチャレンジしたいけど、親がなんでも決めてしまいます。

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ブランキャット

親もよかれと思ってのことだというのは分かるけど、自分でやりたいよね~。

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ハラミちゃん

どんな親でも心配をしてしまうゆえの行動だと分かってあげてほしいな。家族だと何となく分かってくれるだろうという、思いこみでコミュニケーションを取っていることがあるので、しっかり自分の求めている言葉を口に出して丁ねいに伝えた方がいいですよ。

わたしの母もすごく心配するタイプだと、こどもながらに感じていたので、高校生ぐらいになったときから、やる前に言うんじゃなくて、後で「こんなことにちょう戦したよ!」などと言うように変えました。

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ブランキャット

でも、少し不安だから、チャレンジする前に親に聞きたくなっちゃうな。

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ハラミちゃん

やっぱり、こどもって親に「これやってもいい?」とか「これやるね」って言いたいものだよね。親に求めているものは「がんばっておいで」という言葉なのに、「ダメ」と言われると、やろうとしていた灯火(ともしび)が消えちゃいます。

だから、自分がやってみたことやちょう戦したことを、後で親に伝えてみてもいいと思うよ。

親がほめてくれなくてモヤモヤする

ハラミちゃん

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親からほめてもらえずモヤモヤします。

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ブランキャット

うん、がんばったことって、親にほめてもらいたくなっちゃうよね。ほめてもらえないと悲しいにゃ~。

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ハラミちゃん

わたしも親の一言を求めるとか、親にいぞんする気持ちはすごく分かるな。

親のために生きているわけではないのに、どうしても近くにいると、「親からほめてもらえないと落ち着かない。何かモヤモヤする。」というのはよくあることだし、その気持ちは変じゃないと思います。

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ブランキャット

きっと親ってほめたいと思っているはずだにゃ。でも、ほめてもらえない時は、どうすればいいかな?

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ハラミちゃん

わたしは自分から先に親をほめると良いと思います。親子でほめ合うという文化が無い家庭もあると思うので、こどもから親をほめることで、「あんまりほめてないかも」って親に気付いてもらえる良い機会になると思います。

やりたいことがあるのに、親に心配をかけそうで言えない

ハラミちゃん

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自分でやりたいことがあるけど、親に心配や負たんをかけてしまいそうで打ち明けられません。

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ブランキャット

自分でやりたいことがあっても、親に上手く伝えられないことってあるよね。

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ハラミちゃん

そんな時は、2つの大事なことを意しきしてみて。

1つ目に大事なことは「具体的に言う」ということ。親も具体的なことが分からないと、あまり協力的になれない気がします。自分でやりたいことについて具体的に調べるとか、親にサポートしてほしいのはどこまでかをしっかり指定してあげることが大事だと思います。

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ブランキャット

具体的って、どんなことを言えばいいの?

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ハラミちゃん

例えば「ここまでは自分でできるけど、ここからは親の協力が必要なので、お金とか援助(えんじょ)をしてください。」と言ってみて。そうすれば、「本当にやりたいんだな」って伝わって、説とくできるかもしれないよ。

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ブランキャット

なるほどね~。もう1つは何かな?

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ハラミちゃん

2つ目に大事なことは、親にしっかり「思いを伝える」ということ。なんでやりたいのかを言わないと、親は「この子は思いつきで言ってるんじゃないか?」と思ってしまうので、やりたい理由を伝えてみましょう。

この2つを意しきすると、親もより安心すると思います。

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ブランキャット

でも、思いつきとかじゃないのに、やってみて続かなかった時はどうしよう。

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ハラミちゃん

続くかどうかは、やってみないと分からないよね。でも、こどもの時に続けられそうかどうかでやりたいことを決めるのは、まだ早いと思うな。

シンプルに「やりたい」という気持ちを持てること自体がすばらしいことだし、やること全てが血となり肉となる時期だと思うので、続けられなかったとしても、やりたいと思ったら1回やってみるのは大事だよ。続けられるかどうかにこだわりすぎないで、親子で協力し合えると良いんじゃないかな。

「親に自分の思いを具体的に伝えることが、大事なんだにゃ~」

ブランキャット
ハラミちゃん

答えてくれた人

ポップスピアニスト
ハラミちゃんさん

SNSのフォロワーが250万人をこえる人気ピアニスト。音楽大学卒業後、会社員を経て2019年にピアニストとしての活動を開始。YouTubeでの音楽配信に加えて、武道館公演や全国でコンサートを開催するなど、若い世代から人気を得ているポップスピアニスト。今年、活動5周年を記念した5つのコンセプトの全国ツアーを開催予定。

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