「令和5年度 こどもスマイルムーブメント大賞」 受賞企業・団体決定!
こどもスマイルムーブメント大賞とは
「こどもスマイルムーブメント」の一環として、子供の笑顔を育む先進的な取組を行っている企業・団体を表彰し、その功績を広く周知することで、社会全体で子供を大切にする気運の醸成を図ることを目的としている。
「令和5年度 こどもスマイルムーブメント大賞」 受賞企業・団体
一般社団法人夢らくざプロジェクト
取組概要
- 小学校高学年から中学生を対象に、全41職種のプロによる出前職業体験プログラムを実施
- 学年に応じて、「職業を知る」「興味をもつ」「キャリアを描く」と成長を感じられる独自のステップシステム
表彰理由
- 子供の意見をもとに、新たな職種や対象学年の追加など、着実に取組のバージョンアップを重ねている点
- 子供の意見を取り入れ、職業体験の内容をカスタマイズして、オリジナリティ溢れる体験機会を提供している点
株式会社キッズスター
取組概要
- 子供たちが"ごっこ遊び"を通じて、社会のしくみを学べる無料の社会体験アプリを提供
- 実在する70以上の企業のお仕事を、スマホやタブレットを通していつでも体験可能
表彰理由
- 実在企業の職業体験が手軽にできるオリジナリティの高さ
- 子供によるユーザーテストを行うことで、子供目線に立ったコンテンツを提供しており、ゲームを通じて子供が楽しく社会の仕組みを学ぶことが可能な点
JREベビーカーシェアリング有限責任事業組合
取組概要
- 駅など外出先で気軽にベビーカーをレンタルできるサービス「ベビカル」を運営
- 事前のウェブ予約でスムーズに借りることができ、公園など建物外でも利用可能
表彰理由
- 公共交通機関やエレベーター利用時等における、子育て世代の負担軽減に貢献している点
- 子育て世代の利便性向上に向けて、各鉄道会社、企業・団体など幅広い連携により都内52か所で展開している点
特定非営利活動法人ホームスタート・ジャパン
取組概要
- ボランティアが定期的に家庭訪問し、「協働」(育児・外出を一緒に行う)や「傾聴」等のサポートをする取組を展開
表彰理由
- 核家族化が進み、孤立しがちな乳幼児家庭を地域で支える仕組みづくりに貢献している点
- 子育てにおける孤立感の軽減により、子育て世代の心の安定と子育て意欲の向上に貢献している点
表彰式の動画はこちら
イベントレポート
「こどもスマイルムーブメント大賞」初の表彰式を開催
子供の笑顔を育む先進的な取組を行う企業・団体4者へ、小池知事とアンバサダーの谷 真海さんから表彰状を贈るとともに、スペシャルゲストの小泉進次郎 衆議院議員から祝辞をいただきました。
東京都では、「チルドレンファースト」の社会の実現に向けて、子供を大切にする気運を一層高めるため、企業・NPO・学校・区市町村など幅広い主体と連携しながら、官民が一体となって子供の笑顔につながる様々なアクションを展開する「こどもスマイルムーブメント」を推進しています。
本ムーブメントの取組の一環として、子供の笑顔を育む先進的な取組を行っている企業・団体を表彰し、その功績を広く周知することで、社会全体で子供を大切にする気運の醸成を図ることを目的として、今年度より「こどもスマイルムーブメント大賞」を創設しました。
その第1回目の表彰式が、令和5年11月28日(火)に都民ホールにて開催されました。
式には、小池知事に加えて、パラアスリートでこどもスマイルムーブメントアンバサダーの谷 真海さん、スペシャルゲストとして小泉進次郎 衆議院議員にご出席いただきました。
最優秀賞の一般社団法人夢らくざプロジェクト(小中学生向け職業体験 「おしごとなりきり出前道場」)、優秀賞の株式会社キッズスター(子供向け社会体験アプリ「ごっこランド」)、JREベビーカーシェアリング有限責任事業組合(ベビーカーレンタルサービス 「ベビカル」)には小池知事から、特別賞の特定非営利活動法人ホームスタート・ジャパン(家庭訪問型子育て支援「ホームスタート」)には谷さんから、それぞれ表彰状とトロフィーが贈られました。
こどもスマイルムーブメント大賞とは
「こどもスマイルムーブメント」の一環として、子供の笑顔を育む先進的な取組を行っている企業・団体を表彰し、その功績を広く周知することで、社会全体で子供を大切にする気運の醸成を図ることを目的としている。
「令和5年度 こどもスマイルムーブメント大賞」 受賞企業・団体
アンバサダー 谷 真海さん(要旨)
私は昨年第2子を出産しました。一人目の時は正直、育児を楽しむという余裕も無かったのですが、当時なかった取組・支援が広がっていて、すごいなあ、ありがたいなあ、と思っております。私はパラアスリートとして、夢に向かってチャレンジすることの大切さを感じてきました。未来を担う子供たちが大きな夢を抱き続けるには、子供時代の経験、体験が大切だと思います。今日表彰された皆様の努力も大変すばらしく、子供とその親を支える仕組みや取組が広がっていて、とても心強く感じました。私もこどもスマイルムーブメントのアンバサダーの一人として、子供たちの無限の可能性と、輝く笑顔をサポートできるようにこれからも頑張っていきたいと思います。
小池知事(要旨)
受賞された皆様方、本当におめでとうございます。いずれの取組も子育て、そして子供と子育て家庭が主役となる取組を行っておられ、まさに表彰に値する活動を続けてきていただきました。参画企業・団体の皆様が様々な活動を展開しておられまして、未来を担う子供たちが素晴らしい体験を通して、夢、希望を膨らませながら、楽しく笑って育っていく、そんな社会を実現していくサポートをしてくださっていることに感謝を申し上げたいと思います。さあ、もっともっとスマイルムーブメントの輪を広げてまいりましょう。そして子供を大切にする、子育てが楽しいというチルドレンファーストの社会を作っていきたいと考えています。これからもどうぞお互い頑張ってまいりましょう。
小泉進次郎 衆議院議員(要旨)
受賞者の皆様おめでとうございます。皆様の提供されているサービスは、「あったらいいな」をすべて具現化しており、これからもぜひ広げていっていただきたいと思います。私は環境大臣の時に育業を取りましたが、やはり仕事と育児の両立の中でうまくいかないことや失敗も多くありました。そのような時には、液体ミルクやレトルトの離乳食なども活用させてもらいました。育児と仕事の両立ができる環境をより進めていくには、良い意味での手抜きをしてもいいという社会の理解を広げていくことが大切だと思っています。是非これからも、このような動きが笑顔を通して広がっていくことを心から期待して、本日の祝辞とさせていただきます。
受賞後の広報
受賞企業・団体の取組が下記媒体で紹介されました。
① テレビ朝日『東京サイト』にて放映
https://kodomo-smile.metro.tokyo.lg.jp/notifications/262
② 日経ビジネス 2月5日号 中面1ページ広告
https://kodomo-smile.metro.tokyo.lg.jp/file/awards_r5/ksm_awards_nikkei.pdf
③ 広報東京都 2月号に掲載
https://kodomo-smile.metro.tokyo.lg.jp/file/awards_r5/ksm_awards_tokyo_koho.pdf
④ マイナビ子育てに掲載
https://woman.mynavi.jp/kosodate/articles/32152
⑤その他
・東京都こどもスマイルムーブメント公式アカウントによるSNS配信
・毎日新聞、東京新聞など11紙、139Webサイトに掲載