中学生リポーター取材記事
掲載日:2024年11月27日
株式会社KIREI produce
困っている人や子供たちをプロの掃除で笑顔に!「KIREIのお福分けプロジェクト」
「KIREIを通じて人々の人生をより豊かに。」という理念のもと、ハウスクリーニングや、店舗・施設・マンションなどの清掃事業も行っている株式会社KIREI produce。困っている人に無料で掃除を提供する、清掃を通した社会貢献活動「KIREIのお福分けプロジェクト」にも力を入れています。
今回、中学生リポーターの都島 知さん、中村さゆりさん、山本 珠さんが港区・浜松町にある株式会社KIREI produce本社を訪問。プロの清掃技術や、「KIREIのお福分けプロジェクト」の取組について取材をしました。
※以下、文章は中学生リポーターが執筆しています。
KIREI produce本社に突撃取材!プロの道具を使って清掃体験も
私たちは、「KIREIのお福分けプロジェクト」について取材するために浜松町にある株式会社KIREI produceに行きました。KIREI produceは、プロの技術や道具を使って、エアコンや洗濯機を分解して清掃したり、家以外にも、飲食店や船などを清掃したり、いろいろな場所をきれいにするハウスクリーニング会社です。そこで、まず私たちはプロの方が実際に使っている清掃道具を使い、清掃体験させてもらいました。
最初は窓ふきワイパーで窓の掃除を体験しました。会社で作ったオリジナルの洗剤を使って掃除します。でも洗剤のアレルギーがある方もいるので、高圧洗浄機など水の力で汚れを除去することもあるそうです。その後、窓ふきのコツは「洗剤を落とす時に手際よくやること」だと教えてもらいました。手際よくやらないと、汚れを含んだ水が乾いてしまって汚れになってしまうからだそうです。
実際にやってみると、窓を掃除するだけでも、洗剤を落とす道具を使った時に力を入れ過ぎて音が出てしまうなど、気を付けなければいけないところがたくさんあり、とても難しかったです。
次に「ポリッシャー」という、円形のブラシでコンビニなどの広い床を掃除する機械を体験させてもらいました。これは大人でも操作が難しい機械なので、プロの方にサポートしてもらいながら体験しました。
ハンドルを持つととても重くて、横向きに少し移動するので精一杯でした。清掃の様子を見たときはあまり大変そうに見えなかったのに、体験してみると重くて足がもつれてしまい、後ろから支えてもらっても難しくて驚きました。
最後に、エアコンを分解しての掃除を見せてもらいました。エアコンを開いて、内部の細かいパーツやフィルターを取り外して奥まですべて掃除します。普段、家で掃除しようと思っても、自分ではそんなに奥までの掃除はしたくてもできないので、プロの力できれいにしてくれるのはとても助かるなと思いました。
目の前できれいになっていくのを見て、大人も心の余裕ができて喧嘩などが減り、子供も大人も笑顔になっていくということを話してくれました。最初は清掃の会社でどうやって子供を笑顔にするのかわからなかったけれど、掃除をすることで子供の笑顔や前向きな気持ちを引き出すことが出来ることがすごいなと思いました。
(文・都島 知)
「KIREIのお福分けプロジェクト」の活動を世界中に広めて、笑顔を増やしていきたい
清掃体験のあとは、担当者の鈴木さんに、清掃を通した社会貢献活動「KIREIのお福分けプロジェクト」についてお話を伺いました。
――「KIREIのお福分けプロジェクト」という、困っている人に無料で掃除を提供するプロジェクトをしていると伺ったのですが、そのような取組を始めたきっかけと、プロジェクトのやりがいを教えてください。
株式会社KIREI produce 鈴木さん(以下、鈴木):当社のビジョンである「世界中をKIREIに!」という目標には、注文を受けているだけではまだ全然達することができないと気づき、「KIREIのお福分けプロジェクト」を始めました。ハウスクリーニングを頼む余裕がなく、困っている人に掃除を提供したところ、とても喜んでいただき、やりがいを感じます。
――ハウスクリーニングを頼む余裕がなく、困っている人をどうやって見つけているのですか?
鈴木:最初は、無料で掃除を提供すると呼びかけていても、正直怪しまれて応募が全く入ってきませんでした。そこで、「こども食堂」を運営している団体に協力してもらったところ、400〜500件の応募が入るまでになりました。今は、これまでの活動の口コミを通じて応募数も段々増えてきています。
――取組を通して子供たちや子育てしている方からの感想を教えてください。
鈴木:子育てしている人の家を掃除したところ、とても感謝されたり、お子さんにお手紙をいただいたこともありました。また、息子さんからお母さんへの誕生日プレゼントということで依頼をもらい、お母さまの家を掃除したところ、お母さんが泣いてしまうほど喜んでいただいたこともありました。その時は、つられて私も泣いてしまいました。
――こどもスマイルムーブメントや将来に期待していることがあれば教えてください。
鈴木:こどもスマイルムーブメントを通して、僕たちの取組が安全・安心なものだということをたくさんの方に知ってもらい、「KIREIのお福分けプロジェクト」の活動を世界中に広めて、笑顔が増えたらいいなと思っています。
――この記事を読む人たちへのメッセージを教えてください。
鈴木:我々が行っている「KIREIのお福分けプロジェクト」では、これからも掃除に困っている人を無料で助けていきたいですし、どんどん活動の輪を広げていきたいなと思っています。無料でお掃除を提供すると聞くと、怖い・怪しいと思う方もいるかもしれませんが、決して怪しい取組ではないので、もし困っていたら安心して応募して欲しいです。
今回、中学生リポーターの皆さんが、僕たちの会社の取組を取材してくれたおかげで、「怪しい会社じゃなかったよ」ということが伝わってもらえたら嬉しいなと思います。これからも困っている人や子供たちを笑顔にするために、頑張っていきたいです。
――ありがとうございました!
(文・中村さゆり)
「KIREI produce」の理念とプロの技術でみんなに笑顔を届け続ける
私たちは今回、株式会社KIREI produceへ取材に行き、まずは床洗浄と窓掃除を体験させてもらいました。床掃除に使ったポリッシャーは、プロが使うとすごく軽そうに使っていたけど、実際に体験させてもらったら、重くて大変でした。窓掃除もすごく簡単そうに見えたけど、素早くやらないと窓に跡が残ってしまうのでとても難しかったです。プロのすごさがわかりました。他には普段は見ることができない大きいエアコンの解体と、プロが使う掃除道具を全部見せてもらうことができ、とても面白かったです。
その後、「KIREIのお福分けプロジェクト」についてインタビューさせてもらい、やりがいや今後の展望などを聞けてよかったです。普段、私たちが学校などでエアコンを使えているのは、KIREI produceの皆さんのようなプロの方たちが一生懸命お掃除をしてくれているからだと知りました。
また、「KIREI」になると大人も子供も笑顔になると聞き、「KIREIのお福分けプロジェクト」はとてもいい取組だなと感じました。これからも、こどもスマイルムーブメントを通して、困ってる人のサポートや子供の安心と笑顔に繋がってほしいです。この取組をもっとたくさんの人に知ってもらいたいです。
(文・山本 珠)
記事の内容は掲載時点の情報に基づいております。