【9月1日のサプライズ〜コロナに負けるな!笑顔のプレゼント〜】
始業式の朝、地域の芸術に関わる皆さんから七小の子供たちに「黒板アート」のプレゼント!
地域の芸術に関わる皆さんと学校がコラボして、コロナ禍の中頑張っている子供たちにエールを送る企画を行いました。大きな黒板が芸術作品になり、みんなびっくり、そして満面の笑顔。6年生は風神雷神の黒板アートからイメージを広げ、書道家の先生によるリモート特別授業で、自分のイメージする「風」「雷」を書くことにも挑戦しました。

実は、夏休みの末の10日間を使って、地域の芸術に関わる皆さんが、本校の子供たちに素敵なプレゼントを用意してくださったのです。それは、「黒板アート」といわれるもので、深緑の黒板(1.2m×3.5m)の大きな黒板にチョークで絵を描くというものです。一般に言われるオイルパステルを使うチョークアートとは少し異なり、文字を書くために作られた学校で使う「チョーク」は消えやすいようにできているため、色を重ねて絵を描こうとしても粘りが無く、パラパラと黒板から粉になって落ちてしまい、描くのは難しいのです。この「黒板アート」を、1年生から6年生までの全ての教室と全ての特別教室、全28教室の黒板に描いていただきました。描いてくださったのは、総勢56名の地域の芸術に関わる個人や団体の皆さんです。「子供たちに何を伝えようか」、「どんな絵がいいだろう」と何日もかけ準備し、制作してくださいました。出来上がった個性あふれる作品を通して、様々な願いやメッセージを子供たちに届けてくださいました。当日は、緊急事態宣言下であるため、描いてくださった制作者の皆さんに直接来ていただきお話しいただくことは叶いませんでしたが、制作をしていただいたみなさんに七小の子供たちへのメッセージの言葉をいただきました。書いていただいたメッセージカードと描いていただいた一つ一つの素晴らしい作品にからは、多様性や奥深さ、美しさやユーモアがあふれていました。
この時すでに1年半以上もの長い間、新型コロナウイルス感染症罹患防止のため、様々な学校行事や地域の行事が中止となってきました。普段の学習でも、様々な制約の中で行わざるを得ない状況が続いていました。そんな中、地域の芸術家の皆さんのお力をお借りして、学校全体が素敵な美術館に。子供たちが多くの素晴らしい作品に触れたことで生まれた心の中の「ときめき」や「喜び」は、新たな夢や憧れの種となったことでしょう。
世界中がコロナ禍の中にあり、未だ収束の兆しも見えぬ不安の多い日々ですが、子供たちのために学校と地域が一丸となって、これからも子供たちに夢や希望を届ける「こどもスマイルムーブメント」を起こしていきたいと思います。

https://mainichi.jp/graphs/20210901/mpj/00m/040/059000f/2

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